◆状態◆
目立つようなキズや凹み等無く、良い状態です。
◆重量◆
ティーポット:735g 容量約1300ミリリットル
シュガーボウル:361g
ミルクピッチャー:269g
◆時代◆
1863年 ロンドン製 Edward Ker Raid工房製
◆サイズ◆
ティーポット:全体の高さ17cm 注ぎ口からハンドルまで22.5cm ポット内径7cm
シュガーボウル:全体の高さ7cm ハンドルからハンドルまで17cm 内径10.5cm
ミルクピッチャー:全体の高さ14.5cm ハンドルから注ぎ口まで12.5cm 内径5cm
◆商品説明◆
堂々とした存在会と素晴らしい装飾が見事な逸品のティーサービス3点セットです。
製作は、1863年製で3点の重量が約1,4Kgあります。
しっかりとした重量感を感じる事が出来ます。
洗練された装飾と質の良い作りに魅了されます。
名工房のバーナード製のものにとても良く似ていて、製作工房のEdward Ker Raidを調べたら実に興味深い事が分かりました。
Edward Ker Raidの歴史は、1778年まで遡ります。クリスチャン カー リードが初代設立社でした。彼の死後事業は、3人の息子に引き継がれます。
この3人のうち2人の息子が、バーナード1世の娘と結婚したことにより縁戚関係となっていたのです。
このため、リード家はバーナード家と非常に密接な関係でした。
1851年と1862年には、万博にも出品しています。
その後この工房は、家族経営として繁栄しますが1967年にノーザン ゴールドスミス社の子会社となりました。
このような歴史的背景もあり、本品は非常にバーナード工房の製品と似通った作りであることが判明しました。面白いストーリーを持っているアンティークシルバーです。
シュガーボウルと、ミルクピッチャーには華やかなヴェルメイユが施されています。華美というほどの装飾ではないのですが、気品溢れる装飾が印象的で凛とした雰囲気を醸し出しています。
上質なアンティークシルバーを探されている方におすすめしたい逸品です。