◆状態◆
目立つようなキズや凹み等無く、良い状態です。
◆重量◆
10g
◆時代◆
1805年 バーミンガム製 Samuel Penberton工房製
◆サイズ◆
全長8.2cm ボウル部分長さ4.5cm ボウル部分幅3.5cm
◆商品説明◆
フリグリー細工は、日本では平戸細工と呼ばれる技巧です。
針金のように銀を細く糸状にしたものをねじり上げて造形し、透かし彫りのような紋様を表現します。
本品を製作した、Samuel Pemberton 工房はこのフリグリー細工を非常に得意とした工房です。
フリグリー細工の細かさでは群を抜いて素晴らしい物を作り上げています。
本品もその技巧を遺憾なく発揮して、ボウル部分の中央に非常に細かい細工を施しています。
仕上として、全体の縁を鋭利なブライトカットで装飾しています。
柄の部分には、「円環」の意図を感じられるロープ状の紋様を表現したデザインに仕上げています。
小さな一つのティ―キャディスプーンの中に様々な技巧が散りばめられた逸品です。
名工房の素晴らしい技巧を堪能して下さい。